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毎月の法要・法座・行事
晨朝勤行
〉 晨朝勤行一覧 PDF(jinjyo_2411)※常例布教、土曜講座、日曜講演の会場が総会所から二尊堂に変更となりましたので、おしらせいたします。
2024年11月の法要・法座・行事
- 11月1日(金)
- 朝の仏教講座(晨朝に引き続き) 7:00 ~
- 龍谷大学国際学部 准教授 早島 慧(はやしま さとし)
富永仲基と大乗非仏説論
日本を代表する東洋史研究者、内藤湖南は富永仲基を「日本で第一流の天才」と評しています。仲基は江戸時代中期の大阪の学者です。彼は短い生涯の中で『出定後語』という書物を書き、大きな反響を呼びました。『出定後語』は、「大乗仏教はお釈迦様が説いたものではない」という大乗非仏説論を主張する書物として議論を巻き起こします。仲基はなぜ天才と評されるのか、そして大乗非仏説論とは何であるのかについてお話しします。
- 11月2日(土)
- 土曜講座 13:30 ~
- 【大阪教区】利井 唯明(かがい ゆいみょう)
清浄なる光に照らされて
道光明朗超絶せり 清浄光仏とまうすなり
ひとたび光照かぶるもの 業垢をのぞき解脱をう
『註釈版 浄土真宗聖典(第二版)』558頁「讃阿弥陀仏偈讃」(九)阿弥陀さまは第十二願に「私が仏と成る時、光明に限りがあったならば私は仏とは成りません」とお誓いになられました。ですから阿弥陀さまの事を無量光仏とも言うのです。『仏説無量寿経』にはこの無量の光明の代表的なものとして十二光の名前が挙げられています。このたびは親鸞聖人が十二光の中の清浄光をご讃嘆されたご和讃を皆さまと共に味わわせていただきます。 合掌
- 11月3日(日)
- 日曜講演 10:30 ~
- 【大阪教区】桐原 良彦(きりはら りょうげん)
仏様のホンネに聞く
親鸞聖人が比叡山にて20年間にも及ぶ厳しい修行をされたにもかかわらず修行が成就せず、山を降りられ、そして念仏の教えに出遇っていかれたことはよく知られている。修行に行き詰まりを覚えるなかで、お念仏の教えを説かれていた源空聖人の教えの、いったいどこに導かれていかれたのでしょうか。そのことを浄土教の教えの概要をうかがいながら、そこに潜む仏さまの本音に触れさせていただきたいと考えております。
- 11月4日(月)
- 11月5日(火)
- 勤式Bコース 18:00 ~
- 11月6日(水)
- 11月7日(木)
- 11月8日(金)
- 11月9日(土)
- 土曜講座 13:30 ~
- 【大阪教区】伊井 了融(いい りょうゆう)
帰っていく故郷
浄土真宗とは阿弥陀さまという仏さまのみ教えです。この仏さまに抱かれて帰っていくまことの故郷(ふるさと)仏教ではこの世界はあらゆるものは失われていく無常の世界とお聞かせいただきます。しかしそんな中、決して失うことのない安心してかえって行ける故郷を頂戴できる慶びを味あわせていただきます。
- 11月10日(日)
- 永代経法要 14:00 ~
弥陀経のこころ
『仏説阿弥陀経』は、一代結経ともいわれ、お釈迦さまのご遺言のようなお経であるといわれています。お念仏の救いの尊さ、ありがたさ、大切さを様々な角度から明らかにされます。十六人の羅漢さん達、無問自説という独特な説法形式を通して、そのお心を味わいます。そこには何としてでも、このお念仏のみ教えを受け取らさずにはおくものかというお慈悲のこころを通してお釈迦さまの気配りの深さを実感された親鸞聖人の深いおこころという形で展開するのです。
※14時より「永代経法要」
お勤め:無量寿経作法
- 11月11日(月)
- 報恩講
- 11月12日(火)
- 報恩講
- 11月13日(水)
- 報恩講
- 11月14日(木)
- 報恩講
- 11月15日(金)
- 報恩講
- 11月16日(土)
- 報恩講
- 11月17日(日)
- 日曜講演 ~ 10:30
- 【大阪教区】植木 政隆(うえき まさたか)
アウトドア念仏
お寺やお仏壇の前でお念仏を申される事は有ろうかと思います。それでは、屋外でお念仏を申されたりする事は有りますでしょうか? 今回は、アウトドア念仏について考えさせていただきます。お釈迦さまや七高僧さま・親鸞さまをはじめ多くの方々も、アウトドア(屋外)でお念仏のお心を伝えてくださっています。お念仏のお心を自然の中から味わって、豊かな心で日々を楽しみたいものです。
- 11月18日(月)
- 勤式Bコース 18:00 ~
- 11月19日(火)
- 11月20日(水)
- 勤式Aコース 18:00 ~
- 11月21日(木)
- 11月22日(金)
- 11月23日(土)
- 土曜講座 13:30 ~
- 【大阪教区】佐々木 大照(ささき だいしょう)
儲け話を人には・・・
オレオレ詐欺から手口が巧妙化され、類型が増えていき、特殊詐欺と呼ばれるようになり、気がつけば加害者になっていることもあるようです。また、大阪府だけでも、令和5年度で特殊詐欺認知件数2656件と、1日7件以上が認知されている状況です。基本的に私たちは、自分は大丈夫!と思っているようです。それが一番危ないのかもしれません。未然に防ぐことが大切なのは自明のことですが、正しい知識と、御開山親鸞聖人の御消息(お手紙類)を通して、騙されず、社会を生き抜く道を尋ねてみたいと思います。
- 11月24日(日)
- 日曜講演 10:30 ~
- 【大阪教区】山本 攝叡(やまもと せつえい)
唯信のこころ
聖覚師の『唯信鈔』に対して、親鸞聖人は『唯信鈔文意』を書いておられます。その冒頭で聖人は、「唯信」という言葉を丁寧に味わっておられます。今回はこの釈を丁寧に読むことによって、聖人の信心観を考えてみたいと思います。そこには一般にいう信心とはよほど異なる、聖人独自の他力信心観が浮かび上がってきます。
- 11月25日(月)
- 廣輪会報恩講 11:00 ~
- 勤式Bコース 18:00 ~
- 11月26日(火)
- 11月27日(水)
- 藤美会一日研修会 8:30 ~
- 11月28日(木)
- 北御堂相愛コンサート 12:25 ~
- 11月29日(金)
- 廣輪会役員会・発送 10:00 ~
- 11月30日(土)
- 土曜講座 13:30 ~
- 【大阪教区】藤尾 真成(ふじおしん じょう)
今お救いにあずかる
浄土真宗は阿弥陀さまのご宗旨であります。阿弥陀さまは生まれては必ず命終わっていけない私どもを、只々ご覧くださる仏さまではございません。この者を二度と生まれては死にする境界には戻さない、次は必ず我が国浄土に生まれさせ仏とするとお誓いくださり、願ってくださる仏様とお成りくださいました。 また、西方のお浄土で待っておられる仏さまでもございません。今この私共の命に届いてくださってある仏さまであります。自らのお名前、南無阿弥陀仏にその功徳の全てを込めてくださり、私共に称えられる声、つまりお念仏の声となって今届いてくださる仏さまであるとお聞かせにあずかりました。この度は共に阿弥陀さまのお慈悲を讃嘆したく思います。